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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/03/16 (米国)ジョージア州アトランタ市で発生した連続銃撃事件の後、アジア系米国人のヒップホップ歌手などを代表するマスコミ企業「88ライジング」がインスタグラム上に、同事件に対する怒りをあらわにしたコメントや「黄色い四角」の画像を投稿したところ、その投稿を見た多くのアジア系米国人から「アジア人は黄色じゃない。人種差別だ!」といった主旨の批判が殺到した。後日、同企業は投稿を削除し、謝罪した。
2022/01/31 (米国、ワシントン州)午後6時頃、シアトルのベルタウン地区で、中国系の女性が歩行中、背後から近づいてきた男(31歳)に野球のバットで頭部を殴られ、頭蓋骨骨折などの重傷を負った。
2022/06/17 (米国、ワシントン州)午前3時35分頃、サニーサイドのウエスト・リンカーン・アベニューにあるコンビニエンスストアで、アジア系の男性従業員が、客の男にナイフを突きつけられて人種差別的な言葉をかけられた上、「銃を持ってきて殺してやる」などと脅された。
2021/08/17 (米国、ワシントン州)ショアーラインでベトナム系米国人の女性が、4年前から隣人の女による人種差別的な言動を繰り返し受けているとして、民事訴訟を起こした。被害女性は地元メディアに対し、「嫌がらせは春頃から悪化しており、4月には息子といた際に下半身を露出した女から人種差別的な言葉で罵られたほか、自宅前でガーデニングをしていた際に車に乗った女から『長くは生きられない』などと脅迫めいたことを言われた。」と話した。警察は女を逮捕したが、被害夫婦によれば、女は釈放されて嫌がらせが続いている。
2022/07/11 (米国、ワシントン州)シアトル市ベルタウン地区近くのオリーブウェイで、アジア系の女性が歩行中、男(40歳)に突然「クソ女。嫌いだ」などの暴言を吐かれて後頭部を殴られた。また、ユニオン・ストリートと3rdアベニューの交差点付近で、別の中国系の女性2人組が同じ男に「中国へ帰れ」と言われ、1人が左肩を殴られた。男は、警察官によって逮捕された。
2021/05/14 (米国、ワシントン州)シアトルのビーコン・ヒル地区にあるアパートで、大家の日系米国人の男性(78歳)が男から側頭部を殴られるなどの暴行を受け、人種差別的な言葉を掛けられた。加害者の男は入居者の友人で、屋上で銃を発砲しているとの情報を受けて被害男性が退去を求めて以降、脅迫を受けていたという。警察は6月28日、男を逮捕した。
2021/04/02 (米国、ワシントン州)2020年11月(日付詳細不明)に市内のサウス・タイラー・ストリートとサウス19thストリートの交差点にあるショッピングモール付近で、少年(15歳)が歩行中の韓国系の夫婦(56歳と52歳)に走り寄り、男性を複数回殴った。4月2日、タコマ市警察は少年を逮捕した。
2022/11/30 (米国、ワシントン州)11月頃、ベルビューで、男がアジア人の少女(16歳)に「国に帰れ」などと罵声を浴びせた上、車の行き交う交差点に押し出した。被害者は通行車両に轢かれる寸前であった。(発生日不明)
2022/11/30 (米国、ワシントン州)11月頃、シアトル・シティ大学付近で、男がアジア系の学生3人に「中国ウイルス」などと罵声を浴びせた上、学生1人の顔面に頭突きをして鼻の骨を折る重傷を負わせたほか、止めようとした別の1人も負傷させた。(発生日不明)
2021/10/04 (米国、ワシントンD.C.)夕方、市内を走行中の地下鉄車両がランファン・プラザ駅で停車した際、アジア系の男性が近くにいた若者グループにアイスコーヒーをかけられた。一味は発車直前に降車し、走って逃げた。男性によれば、アジア系の女性も同様の被害に遭っていたが、警察はヘイトクライムとして捜査していない。
2021/08/07 (米国、ワシントンD.C.)午後10時30分頃、ワシントン大聖堂近くのフルトン・ストリートで中華系の男性(30歳)が両親(64歳と61歳)と歩行中、見知らぬ男(38歳)から「お前はアメリカ人じゃない」と言われ、性的少数者に対する差別的な言葉をかけられた。その後、3人は男から暴力を振るわれ、駆けつけた警察官が男を逮捕した。
2022/08/18 (米国、ワシントンD.C.)午前1時45分頃、北西部ダウンタウンのKストリートと15thストリートの交差点付近で、アジア系の男女3人組が歩行中、近づいてきた男に話しかけられて無視したところ、怒った男に「だから誰もお前ら(中国人の蔑称)を好きじゃない。自分の国へ帰れ」などと言われ、刃物を突きつけられた。被害者らが現場から去ろうとして車に乗り込み、赤信号で停止していると、男にコンクリート片を投げつけられ、運転席の窓ガラスを割られた。女性2人が負傷した。
2022/05/30 (米国、ワシントンD.C.)チャイナタウンの8thストリートとHストリートの交差点付近で、アジア系の女性がスマートフォンを操作しながら歩行中、近づいてきた男に顔面を殴られた。近くにいた人が男を追い払い、女性は病院で手当を受けた。
2022/02/10 (米国、ワシントンD.C.)ジョージタウン大学でアジア系の学生が法学部の授業を受講中、教授から「ミスターチャイナマン」と呼ばれた。教授は翌日、メールで謝罪した。
2021/06/05 (米国、ユタ州)ソルトレイクシティ郊外のレイトンで、フィリピン料理を販売するキッチンカーが人種差別的な落書き被害に遭った。
2021/09/05 (米国、メリーランド州)夜、ロックビルのイースト・モンゴメリー・アベニューにある映画館の出入口付近で、アジア系の男性が友人4人といた際に見知らぬ男から話しかけられた。男はマスクを着用していなかったため、男性が社会的距離(ソーシャルディスタンス)を保つようお願いしたところ、逆上した男に人種差別的な暴言を吐かれ「暴行を加えてやる」などと脅された。駆けつけた警察官の仲裁により事なきを得たが、男が逮捕されたかは不明であるという。
2022/06/25 (米国、メリーランド州)ロックビルにあるファストフードチェーン「マクドナルド」のドライブスルーで、台湾系米国人の男性が、注文の列を塞いでいた停車中の車を通り越して注文したところ、車両から降車して近づいてきた男(54歳)に「中国へ帰れ!中国人のクソ野郎」などと言われ、運転席の窓越しに唾をかけられた。男性が文句を言おうと降車したところ、男に蹴られ、再び唾をかけられた。
2020/07/01 (米国、メリーランド州)2020年7月(日付詳細不明)、ボルティモア市の衛生局長を務めていた中国出身の女性(38歳)がメディアでワクチン接種を促す発言をしたところ、テキサス州在住の男(51歳)から人種差別的な内容や「俺はワクチンを接種しない。俺は退役軍人と狙撃手の家系だ。銃撃開始が待ち遠しい」などと脅迫する内容のメールを送りつけられた。
2021/06/22 (米国、ミネソタ州)6月中旬、ミネアポリス郊外メイ・タウンシップで、市内のフェンスに掲示されていた「Stop Asian Hate(アジア系への憎悪をやめて)」、「Black Lives Matter(黒人の生命も大切)」と書かれた横断幕やプラカードが破壊された。
2021/07/19 (米国、マサチューセッツ州)警察は午後、ボストンのダウンタウン・クロッシング地区にあるテンプル・プレイス通りでアジア系の女性を暴行した容疑で女を逮捕した。


 

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