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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/01/27 (米国・オレゴン州)ポートランド市のジェイド地区にあるアジア系飲食店を含む少なくとも13店で投石事件があった。攻撃されたレストランは「フジヤマ寿司&グリル」、「トースト・ラ・ティー」、「ハノイ・キッチン」、「タンズ・ビリヤード」などで、ノースイースト・グリサン・ストリートにあるレストラン「バディーズ・ラウンジ&マイ・ブラザーズ・クローフィッシュ」が犯行映像をTwitterに投稿したことで、犯人逮捕へと繋がった。警察はアジア系の店舗が襲撃されたこともあり、ヘイトクライム(増悪犯罪)関連であると見ている。他事件の犯人はまだ捕まっておらず、警察が捜査を進めている。
2021/04/24 (米国・オレゴン州)スキャプーゼの食料品店でアジア系の男性が息子を連れてセルフレジの列に並んでいた際、男(35歳)に「喉を切りつけてやる。お前の息子をさらって、性的暴行を加えてやる」などと脅迫された。男を止めようとした男女も暴言を吐かれたり、殴られるなどの被害に遭った。警察は後日、男を逮捕した。
2021/04/14 (米国・オハイオ州)午後5時頃、シンシナティのペンドルトン地区でアジア系の男性が歩行中、男に背後から頭部を殴られ、所持品を強奪された。男性は、地面に倒れ込んだ衝撃で軽傷を負った。警察は「人種が動機の犯行ではない」との見解を示している。
2021/01/26 (米国・オハイオ州)デイトン市のエアウェイ・ロードにあるレストラン「インターナショナル・フーズ&スアン・ベトナム-タイ料理店」の壁や宅配トラックが何者かによって「中国ウイルス」などと落書きされていたほか、キッチンに繋がる通気孔がはぎ取られてガソリン入りのペットボトルが押し込まれているなどが発見された。市警察はCOVID-19関連のヘイトクライム事件として捜査を進めている。
2020/06/17 (米国・ウィッコフ)中華レストランが、「コロナウイルス」や「COVID-19」などの落書き被害に遭った。
2021/03/23 (米国・ウィスコンシン州)ミルウォーキー市のノース・オークランド・アベニューにあるレストラン「ナナ・アジアン・フュージョン&寿司バー」で、男が従業員に対して人種差別的な言葉を掛けたほか、床にゴミを投げ捨てた。男は同事件の前に、隣接するバー「スリー・ライオンズ・パブ」でも従業員に対して暴言を吐いていた。
2021/03/20 (米国・イリノイ州シカゴ市)午後11時頃、アップタウン地区のブロードウェイ・ストリートとエインズリー・ストリートの交差点付近でアジア系の男性(60歳)が見知らぬ男に後ろから頭部を殴られた。
2021/05/01 (米国・イリノイ州)午後5時頃、シカゴ北西部のローガンスクエアでアジア系米国人を含む約10人がピクニックをしていた際、ピックアップトラックに乗った男(57歳)に言い掛かりをつけられた。グループが男に立ち去るよう伝えたところ、人種差別的な暴言を吐かれてピックアップトラックで突っ込まれて女性(42歳)が重傷を負った。
2020/04/17 (米国・アルバカーキ)食料品店で、中国系米国人の男性が他の買物客に1人だけ「離れて」と言われた。
2021/03/30 (米国・アリゾナ州)午後9時40分頃、フェニックス市ダウンタウン地区のイースト・ジェファーソン・ストリートにあるスタジアム「フェニックス・サンズ・アリーナ」でプロバスケットボールの試合を観戦していたアジア系の男性と子供2人が男に「クソアジア人」などと罵られたほか、ビール瓶を投げつけられた。警察は偏見に基づく犯罪として捜査を進めている。
2021/02/16 (米国・アリゾナ州)フェニックス市のベサニー・ホーム・アベニューとノース・17番アベニューの交差点付近で散歩中のフィリピン系の男性(74歳)が男(40歳)に襲われ、何度も顔面を殴られた。頭部に重症を負った被害者は2日後に病院で亡くなり、犯人の男は警察に逮捕された。フィリピン大使館は、州内各地でアジア系米国人が被害にあう事件が増加しているとして、在米フィリピン人に対し、「厳重な注意」を払うよう呼びかけた。
2020/12/21 (米国・アイダホ州)ポスト・フォールズ市にある地中海料理レストランで「当レストランやバーではカンフーウィルスを売らない。売るのは幸せだけ」などと書かれた看板が置かれていたことに、近隣に住むアジア系米国人達から批判の声が上がり、看板は撤去された。レストランのオーナーであるトルコ系移民の男性は軽いジョークのつもりで看板を作ったと述べた。
2021/04/11 (米国・アイオワ州)アンケニーのガソリンスタンドでアジア系の男性が複数人に暴行を加えられている様子を撮影した動画がフェイスブックに投稿されたが、間もなく削除され、警察が情報提供を呼びかけている。
2021/03/13 (米国・アーカンソー州)ホットスプリングス市のセントラル・アベニューにあるオークロンパーク競馬場前で、Uberを待っていたベトナム系の男性が男(44歳)に「ここは米国だ。お前のような人種はいてはいけない。お前やお前のような人種を殺す。」などと脅されたため、近くにいた警備員に通報したところ、男は立ち去った。男性が同じ場所に戻ると男が再び現れ、地面に突き飛ばされたので反撃したところ、男に左目を殴られ、負傷した。男はベントンビル市消防署の署長であることが判明し、第3級の暴行罪で起訴され、調査が終了するまで休職処分となった。アーカンソー州は人種・宗教・性別を理由に人を標的にした犯罪の罰則を強化する法律がないため、ヘイトクライムとして捜査される可能性は低い。
2020/03/04 (日本・横浜市)中華街の数店舗に「中国人はゴミだ!細菌だ!悪魔だ!迷惑だ!早く日本から出ていけ!!」などと書かれた手紙が送られた。
2020/03/04 (ヨルダン、アンマン)過去数か月間に少なくとも3人の韓国人がヨルダン国内で差別を受けた。2014年以来アンマンで働いている韓国人男性は、アジア系の外見を嘲笑され殴られたことを警察に通報した。また別のヨルダン人男性(母親が韓国人)はタクシー乗車を拒否された。
2020/03/08 (ポーランド・ヴロツワフ)午後7時30分頃、シフィドニッカ通りにあるシレジア反乱軍記念碑に向かって歩いていた中国系ポーランド人の男性が、通りすがりの若者グループに唾を吐きかけられたほか、顔面を殴られて負傷し、病院に搬送された。
2020/03/07 (ベルギー・ブリュッセル)午後11時頃、ブリュッセル南駅付近のアヴェンウー・フォンスニーでアジア系の男性(24歳)が男(22歳)に顔面を殴られたほか、「コロナウイルスはお前が持ってきた」などと言われた。男は現行犯逮捕された。
2020/03/01 (ベルギー・スハールベーク)バス停で中国系ベルギー人の女性が5人の若者グループに「コロナウイルス!」と罵られたため、言い返したところ「殴るぞ。お前の携帯電話を奪う」などと脅され、唾を吐きかけられた。
2021/01/01 (ブルガリア)1月上旬(発生日不明)、邦人がスーパーでレジに並んでいたところ、現地人と見られる男が「中国人は出て行け」と叫びながらショッピングカートをぶつけてきて、足を打撲するけがを負った。男はその後も「出ていけ」と叫び続け、警備員が駆けつける騒ぎとなった。同スーパーでは過去にも在留中国人が同様の被害に遭っている。


 

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