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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/02/09 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコ市のオーク・ストリートにある学校「サンフランシスコ音楽院」の壁に人種差別的な言葉が落書きされていた。同学校は中国系米国人が通うインターナショナル・スクールの向かい側にあり、落書きは生徒たちの目に付きやすいところに書かれたものと見られる。
2021/04/11 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコのベーコン・ストリートとホリオーク・ストリートおよびサマーセット・ストリートの交差点付近で、アジア系の女性2人(61歳と71歳)がそれぞれ強盗被害に遭った。1人は拳銃を突きつけられたという。
2021/04/04 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコのファイナンシャル地区でアジア系の夫婦(65歳と57歳)が駐車して車から降りた際、近づいてきた男に妻が唾を吐かれたほか、夫は殴られて地面に倒れ込み、頭部を打って失神した。
2021/03/25 (米国・カリフォルニア州)サンノゼ市の住宅街で、男が中国系米国人の自宅のドアを100回程叩いたり、チャイムを鳴らしたりしたほか、「中国へ帰れ。お前たちがCOVID-19を持ってきた。ここは米国だ。共産党主義の中国人!」などと罵った。警察は男を逮捕し、ヘイト事件として捜査を進めている。
2020/12/10 (米国・カリフォルニア州)サンディエゴ市内にあるスポーツジム「24アワー・フィットネス」で、アジア系の男性が見知らぬ男に「俺はお前のように中国に行ってカンフーウィルスを撒き散らさない。俺の便所でも掃除していろ、テロリスト!」などと罵られた。後日、同ジムは男の会員証を剥奪し、出入り禁止にした。
2021/02/08 (米国・カリフォルニア州)サンディエゴ市のエンカント62番ストリート駅からダウンタウン・サンディエゴに向かうトロリー列車に乗車したフィリピン系の女性(83歳)が、男(35歳)に頭部を殴られて負傷した。後日、警察は男を逮捕し、ヘイトクライムとしてではなく、凶器での暴行と高齢者虐待の罪で起訴した。
2021/02/27 (米国・カリフォルニア州)サンタクルーズ市のプロバスケットボールチーム「サンタクルーズ・ウォリアーズ」所属のジェレミー・リン選手が試合中に対戦相手の選手に「コロナウイルス!」などと罵られたとFacebookに投稿した。
2021/02/06 (米国・カリフォルニア州)サン・マリノ市のオックスフォード・ロードにある庭園「ハンティントン・ボタニカル・ガーデン」で、アジア系の女性がマスクをしていない別の女にマスクの着用をお願いしたところ、「中国へ帰れ!」などと罵られた。女性が同事件についての怒りと共に「庭園のウェブサイトには全ての訪問者は、常に布製マスクやフェイスカバーを鼻と口に着用する必要があると記載されている」などとTwitter上に投稿したところ、庭園側は謝罪文を送り、さらに警戒を強化するようスタッフに呼びかけると約束した。
2020/11/17 (米国・カリフォルニア州)サクラメント郡保健省の局長が「人種差別を公衆衛生の危機と宣言する会議」でアジア系米国人を「イエロー・フォークス(黄色人種)」という言葉で表現した。多くのアジア系米国人の間では人種差別的な言葉であるとされている。後日、地方メディアを通して謝罪した。
2021/03/27 (米国・カリフォルニア州)オークランド市の住宅街で自宅の前に停めてあったカンボジア系米国人と中国系米国人の男性2人(60~70代くらい)の車が何者かに放火された。被害者男性はヘイトクライムと主張しているが、消防署は現時点では証拠不十分のため、断定できないと述べた。
2021/05/01 (米国・カリフォルニア州)オークランドで開催されていたバスケットボールのトーナメント試合で、アジア系米国人の少年が相手チームの選手2人に押されて口論となった末、頭部を殴られて脳震盪を起こした。
2021/02/13 (米国・カリフォルニア州)アルハンブラ市のウェスト・バレー・ブルバードにある幼稚園「リトル・サンシャイン・プリースクール」の正面玄関に、人間の汚物で人種差別的な言葉が書かれていたのを中国系のオーナーが発見した。警察は犯人の行方を追っている。
2020/12/27 (米国・カリフォルニア州)アーバイン市の化粧品専門店「セフォラ」で客の男女が店内でのマスク着用を拒否し、中国系の女性に対し「中国へ帰れ!家から出るな!COVID-19を米国に持ってきてくれてありがとう」などと罵った。
2021/03/21 (米国・カリフォルニア州)3月下旬(詳細日付不明)、オレンジ市のノース・プロスペクト・ストリートにある公園「グリジャルバ・パーク」でトレーニングをしていたオリンピック米国代表の日系米国人選手(28歳)が見知らぬ男に人種差別的な言葉を掛けられるなど、20分近く嫌がらせ行為を受けた。
2020/03/01 (米国・カリフォルニア州)3月上旬(詳細日付不明)の未明、ロサンゼルス市のリトル・トーキョーで邦人女性(78歳)が通りすがりの男に突然、「中国人!コロナ!」などと罵られた。
2021/02/01 (米国・カリフォルニア州)2月上旬(詳細日付不明)、ローズミード市のローズミード・ブルバードとマーシャル・ストリートの交差点付近にあるバス停で中国系の男性(51歳)が自転車に乗った男に襲われた。男はバスの路線番号について男性に尋ねた後、一旦その場を離れたが、5分後にバス停に戻り、無言で男性の杖を取り上げて殴りかかった。男性は指の一部を失うほどの大怪我を負った。動機は不明であるが、警察は無作為、または人種差別的な要因で攻撃された可能性があると見ており、捜査を進めている。
2021/03/01 (米国・オレゴン州)午後12時頃、セーラム市のチェメキータ・ストリート・ノースイーストとキャピロル・ストリート・ノースイーストの交差点付近で、アジア系の女性(21歳)が男2人(30代ぐらい)に人種差別的な言葉を掛けられたほか、地面に突き飛ばされ軽傷を負った。警察は犯人の行方を追っている。女性が通うウィラメット大学は本件に関して注意喚起を発出した。
2021/01/22 (米国・オレゴン州)午後、ポートランド市南東でアジア系の親子(44歳の母親と未成年の息子)がトライメットバス内で男(39歳)に脚を蹴られたほか、「中国人は全員コロナウイルスを持っていて我々を感染させた」などと罵られた。男は偏見罪で逮捕された。
2021/02/01 (米国・オレゴン州)メッドフォード市のセントラル・アベニューにあるレストラン「トロフィー・クラブ・バー&グリル」で「中国ウイルスの時間」などと書かれた看板が置かれていたところを日系米国人の男性が見つけ、レストランに看板を降ろすよう電話をかけたところ、人種差別的な言葉を言われた。男性が店や看板の写真をSNS上に投稿した後、レストランに対する批判が殺到したため、後日、店主は謝罪文を出し、看板を撤去した。
2020/12/15 (米国・オレゴン州)ポートランド市のノース・インターステート・アベニューとノース・ロンバート・ストリートの交差点にある路面電車の駅でアジア系の男性が男(34歳)に「お前は中国人か?」と尋ねられ、質問に答える前に無言で顔面を殴られた。男は逃亡を図ったが、すぐさま警察に逮捕された。


 

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