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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2020/12/27 (米国・カリフォルニア州)アーバイン市の化粧品専門店「セフォラ」で客の男女が店内でのマスク着用を拒否し、中国系の女性に対し「中国へ帰れ!家から出るな!COVID-19を米国に持ってきてくれてありがとう」などと罵った。
2021/02/13 (米国・カリフォルニア州)アルハンブラ市のウェスト・バレー・ブルバードにある幼稚園「リトル・サンシャイン・プリースクール」の正面玄関に、人間の汚物で人種差別的な言葉が書かれていたのを中国系のオーナーが発見した。警察は犯人の行方を追っている。
2021/05/01 (米国・カリフォルニア州)オークランドで開催されていたバスケットボールのトーナメント試合で、アジア系米国人の少年が相手チームの選手2人に押されて口論となった末、頭部を殴られて脳震盪を起こした。
2021/03/27 (米国・カリフォルニア州)オークランド市の住宅街で自宅の前に停めてあったカンボジア系米国人と中国系米国人の男性2人(60~70代くらい)の車が何者かに放火された。被害者男性はヘイトクライムと主張しているが、消防署は現時点では証拠不十分のため、断定できないと述べた。
2020/11/17 (米国・カリフォルニア州)サクラメント郡保健省の局長が「人種差別を公衆衛生の危機と宣言する会議」でアジア系米国人を「イエロー・フォークス(黄色人種)」という言葉で表現した。多くのアジア系米国人の間では人種差別的な言葉であるとされている。後日、地方メディアを通して謝罪した。
2021/02/06 (米国・カリフォルニア州)サン・マリノ市のオックスフォード・ロードにある庭園「ハンティントン・ボタニカル・ガーデン」で、アジア系の女性がマスクをしていない別の女にマスクの着用をお願いしたところ、「中国へ帰れ!」などと罵られた。女性が同事件についての怒りと共に「庭園のウェブサイトには全ての訪問者は、常に布製マスクやフェイスカバーを鼻と口に着用する必要があると記載されている」などとTwitter上に投稿したところ、庭園側は謝罪文を送り、さらに警戒を強化するようスタッフに呼びかけると約束した。
2021/02/27 (米国・カリフォルニア州)サンタクルーズ市のプロバスケットボールチーム「サンタクルーズ・ウォリアーズ」所属のジェレミー・リン選手が試合中に対戦相手の選手に「コロナウイルス!」などと罵られたとFacebookに投稿した。
2021/02/08 (米国・カリフォルニア州)サンディエゴ市のエンカント62番ストリート駅からダウンタウン・サンディエゴに向かうトロリー列車に乗車したフィリピン系の女性(83歳)が、男(35歳)に頭部を殴られて負傷した。後日、警察は男を逮捕し、ヘイトクライムとしてではなく、凶器での暴行と高齢者虐待の罪で起訴した。
2020/12/10 (米国・カリフォルニア州)サンディエゴ市内にあるスポーツジム「24アワー・フィットネス」で、アジア系の男性が見知らぬ男に「俺はお前のように中国に行ってカンフーウィルスを撒き散らさない。俺の便所でも掃除していろ、テロリスト!」などと罵られた。後日、同ジムは男の会員証を剥奪し、出入り禁止にした。
2021/03/25 (米国・カリフォルニア州)サンノゼ市の住宅街で、男が中国系米国人の自宅のドアを100回程叩いたり、チャイムを鳴らしたりしたほか、「中国へ帰れ。お前たちがCOVID-19を持ってきた。ここは米国だ。共産党主義の中国人!」などと罵った。警察は男を逮捕し、ヘイト事件として捜査を進めている。
2021/04/04 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコのファイナンシャル地区でアジア系の夫婦(65歳と57歳)が駐車して車から降りた際、近づいてきた男に妻が唾を吐かれたほか、夫は殴られて地面に倒れ込み、頭部を打って失神した。
2021/04/11 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコのベーコン・ストリートとホリオーク・ストリートおよびサマーセット・ストリートの交差点付近で、アジア系の女性2人(61歳と71歳)がそれぞれ強盗被害に遭った。1人は拳銃を突きつけられたという。
2021/02/09 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコ市のオーク・ストリートにある学校「サンフランシスコ音楽院」の壁に人種差別的な言葉が落書きされていた。同学校は中国系米国人が通うインターナショナル・スクールの向かい側にあり、落書きは生徒たちの目に付きやすいところに書かれたものと見られる。
2021/01/28 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコ郊外デーリー・シティでタイ人の男性(84歳)が見ず知らずの男(19歳)に殴られて転倒し、病院に搬送された2日後に死亡した。遺族はアジア系に対しての人種差別的な増悪犯罪であると考えている。後日、警察は男を逮捕した。
2021/03/19 (米国・カリフォルニア州)シール・ビーチ市レジャー・ワールド区でアジア系米国人の男性が亡くなった日に、男性の娘のもとに何者かが「お前の父親がいなくなって気にしなければいけないアジア人が一人消えた。荷物をまとめてお前達の国に帰れ!」などと書かれた手紙が送りつけられた。警察とFBIが捜査を進めている。
2020/06/16 (米国・カリフォルニア州)トーランス市で日本の調理器具などを販売しているお店の前に「お前達に出て行ってほしい。日本へ帰れ!言うことを聞かなければ店を爆破する。お前達の家も知っている。」などと書かれた手紙が貼られていた。店主は9年前に日本から移住してきた邦人男性で、「今までに経験した中で最悪の人種差別」と述べた。市警察はヘイトクライム(増悪犯罪)として捜査を進めている。
2021/03/22 (米国・カリフォルニア州)パームデザート市のレストラン「ムサシ」で韓国系移民のオーナーが客の女3人に「閉店時間を過ぎているため、退出してください」と声を掛けたところ、人種差別的な言葉で罵られた。
2021/03/22 (米国・カリフォルニア州)ヒールズバーグ市のセンター・ストリートにあるネイルサロン「マイズ・オール・ポリッシュ・ネイル&サロン」のベトナム系店主宛てに「汚い、臭い、醜いアジア人。国へ帰れ!」などと書かれた手紙が送られてきた。送り主の住所にはサン・バーナーディーノ市の厚生労働省から送られてきたように見せかけた偽の住所が記載されていた。
2021/04/05 (米国・カリフォルニア州)フラートン市でアジア系の女性と子供(6歳)が乗った車に見知らぬ男(28歳)が2回投石し、フロントガラスやバンパーなどを破損させた。女性は近くの公園に車を停め、警察に通報した。男は車両に物質を投げつけたヘイトクライムの罪で起訴された。警察によると、男は「地域の韓国人が自分を支配しようとしていた」などと述べ、無罪を主張した。
2021/03/17 (米国・カリフォルニア州)フラートン市のウェスト・モルバーン・アベニューにあるガソリンスタンドで、車にガソリンを入れていたアジア系の女性に対して女が「クソアジア人!私に頭を下げなければお前が来た場所へ戻ることになる。私は全てのガソリンスタンドを所有している。アジア人は何もない。私達は金持ちのメキシコ人だ。お前はアジアに帰れ!」などと罵った。女性の友人が一部始終の動画をTikTokに投稿し、批判が殺到した。


 

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