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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2022/05/30 (米国、ワシントンD.C.)チャイナタウンの8thストリートとHストリートの交差点付近で、アジア系の女性がスマートフォンを操作しながら歩行中、近づいてきた男に顔面を殴られた。近くにいた人が男を追い払い、女性は病院で手当を受けた。
2022/08/18 (米国、ワシントンD.C.)午前1時45分頃、北西部ダウンタウンのKストリートと15thストリートの交差点付近で、アジア系の男女3人組が歩行中、近づいてきた男に話しかけられて無視したところ、怒った男に「だから誰もお前ら(中国人の蔑称)を好きじゃない。自分の国へ帰れ」などと言われ、刃物を突きつけられた。被害者らが現場から去ろうとして車に乗り込み、赤信号で停止していると、男にコンクリート片を投げつけられ、運転席の窓ガラスを割られた。女性2人が負傷した。
2021/08/07 (米国、ワシントンD.C.)午後10時30分頃、ワシントン大聖堂近くのフルトン・ストリートで中華系の男性(30歳)が両親(64歳と61歳)と歩行中、見知らぬ男(38歳)から「お前はアメリカ人じゃない」と言われ、性的少数者に対する差別的な言葉をかけられた。その後、3人は男から暴力を振るわれ、駆けつけた警察官が男を逮捕した。
2021/10/04 (米国、ワシントンD.C.)夕方、市内を走行中の地下鉄車両がランファン・プラザ駅で停車した際、アジア系の男性が近くにいた若者グループにアイスコーヒーをかけられた。一味は発車直前に降車し、走って逃げた。男性によれば、アジア系の女性も同様の被害に遭っていたが、警察はヘイトクライムとして捜査していない。
2022/11/30 (米国、ワシントン州)11月頃、シアトル・シティ大学付近で、男がアジア系の学生3人に「中国ウイルス」などと罵声を浴びせた上、学生1人の顔面に頭突きをして鼻の骨を折る重傷を負わせたほか、止めようとした別の1人も負傷させた。(発生日不明)
2022/11/30 (米国、ワシントン州)11月頃、ベルビューで、男がアジア人の少女(16歳)に「国に帰れ」などと罵声を浴びせた上、車の行き交う交差点に押し出した。被害者は通行車両に轢かれる寸前であった。(発生日不明)
2021/04/02 (米国、ワシントン州)2020年11月(日付詳細不明)に市内のサウス・タイラー・ストリートとサウス19thストリートの交差点にあるショッピングモール付近で、少年(15歳)が歩行中の韓国系の夫婦(56歳と52歳)に走り寄り、男性を複数回殴った。4月2日、タコマ市警察は少年を逮捕した。
2021/05/14 (米国、ワシントン州)シアトルのビーコン・ヒル地区にあるアパートで、大家の日系米国人の男性(78歳)が男から側頭部を殴られるなどの暴行を受け、人種差別的な言葉を掛けられた。加害者の男は入居者の友人で、屋上で銃を発砲しているとの情報を受けて被害男性が退去を求めて以降、脅迫を受けていたという。警察は6月28日、男を逮捕した。
2022/07/11 (米国、ワシントン州)シアトル市ベルタウン地区近くのオリーブウェイで、アジア系の女性が歩行中、男(40歳)に突然「クソ女。嫌いだ」などの暴言を吐かれて後頭部を殴られた。また、ユニオン・ストリートと3rdアベニューの交差点付近で、別の中国系の女性2人組が同じ男に「中国へ帰れ」と言われ、1人が左肩を殴られた。男は、警察官によって逮捕された。
2021/08/17 (米国、ワシントン州)ショアーラインでベトナム系米国人の女性が、4年前から隣人の女による人種差別的な言動を繰り返し受けているとして、民事訴訟を起こした。被害女性は地元メディアに対し、「嫌がらせは春頃から悪化しており、4月には息子といた際に下半身を露出した女から人種差別的な言葉で罵られたほか、自宅前でガーデニングをしていた際に車に乗った女から『長くは生きられない』などと脅迫めいたことを言われた。」と話した。警察は女を逮捕したが、被害夫婦によれば、女は釈放されて嫌がらせが続いている。
2022/06/17 (米国、ワシントン州)午前3時35分頃、サニーサイドのウエスト・リンカーン・アベニューにあるコンビニエンスストアで、アジア系の男性従業員が、客の男にナイフを突きつけられて人種差別的な言葉をかけられた上、「銃を持ってきて殺してやる」などと脅された。
2022/01/31 (米国、ワシントン州)午後6時頃、シアトルのベルタウン地区で、中国系の女性が歩行中、背後から近づいてきた男(31歳)に野球のバットで頭部を殴られ、頭蓋骨骨折などの重傷を負った。
2021/03/16 (米国)ジョージア州アトランタ市で発生した連続銃撃事件の後、アジア系米国人のヒップホップ歌手などを代表するマスコミ企業「88ライジング」がインスタグラム上に、同事件に対する怒りをあらわにしたコメントや「黄色い四角」の画像を投稿したところ、その投稿を見た多くのアジア系米国人から「アジア人は黄色じゃない。人種差別だ!」といった主旨の批判が殺到した。後日、同企業は投稿を削除し、謝罪した。
2021/03/09 (米国)ヒップホップ音楽などが配信されている動画サイト「ワールド・スター・ヒップホップ」でフロリダ州在住のラッパーの男が「中国ウイルス!お前は中国人だから英語を話す権利はない。世界がおかしくなったのは全てお前の責任だ!」などと叫んでいる動画を投稿し、批判が殺到した。後日、男は自身のインスタグラムで「アジア人に対して偏見はない」と述べたが、謝罪の言葉はなかった。
2020/10/08 (米国)米軍の海兵(20歳)がSNS上に人種差別的な動画を投稿した。動画の中で男は「尊敬するトランプ大統領が言ったように全て中国が悪い。中国が米国と世界にしたことを許さない。中国人が近づいてきたら全員撃ってやる。」などと述べた。
2021/02/11 (英国・ウェールズ)スウォンジー市のサッカーチーム「スウォンジー・シティ・アソシエイション・フットボール・クラブ(AFC)」に所属する南アジア系英国人の選手(22歳)が、敵対チームとの試合で負けた後、何者かに自身のSNSサイトに人種差別的なことを投稿された。警察は同クラブの協力の下、捜査を進めている。13日、英国サッカー協会はフェイスブックやツイッターなどに人種差別を根絶するための努力を続けるよう求める文書を送った。
2020/02/12 (英国・エディンバラ)午後、中国人女性(30歳)がエディンバラ大学に向かって歩いていた、通りすがりの男に「コロナウイルス!」と言われた。女性は男に「大変失礼だ。恥じなさい」と言い返したが、男が同じ言葉を繰り返し叫んだため怖くなり、無視してその場から離れた。
2020/07/04 (英国・エディンバラ)午後2時25分頃、ニコルソン・ストリートにある日本食レストラン「マキ&ラーメン」で、少年4人(14歳から18歳)が店内を荒らしたほか、従業員の男性2人(33歳)に暴行を働いた。警察は少年たちを逮捕した。
2020/02/14 (英国・エディンバラ)午後7時30分頃、ファウンテンブリッジ区にあるスーパーマーケット「テスコ・エキスプレス」で韓国人留学生の男性が少年数名に顔面を殴る蹴るなどの暴行を受けた。
2021/02/23 (英国・サウサンプトン)サウサンプトン大学の中国系教員(37歳)が自宅付近をジョギング中、男4人(20代前半~半ばぐらい)に「中国ウイルス!この国から出ていけ!」などと罵られたので言い返したところ、逆上した男に殴られ、顔面や腕を負傷した。警察は男1人(21歳)を逮捕した。


 

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