アジア系へのヘイトクライム事例 | JSS危機管理コンサルティング契約企業専用ページ

［お知らせ］本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例

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日付	事件概要
2020/03/30	（オーストラリア・シドニー）午後、マリックビルでアジア系の姉妹（23歳と19歳）が歩行中、通りすがりの女2人組に「アジア人のクソ女。お前らがコロナを持ってきた」などと罵られ、唾をかけられた。
2020/07/15	（オーストラリア・シドニー）市内にあるウールワース・スーパーマーケットでアジア系の女性が女に「馬鹿なアジア人は国に帰れ、人種差別主義者」などと罵られた。
2021/02/28	（オーストラリア・ニューサウスウェールズ州）シドニー市内を走行中の電車内でマスクを着用していない男がアジア系の男女に対して「お前達は俺の国を侵略した。中国へ帰れ！クソ百姓！」などと罵った。女性が「私は中国人じゃない。私はこの国に来て貢献している」と言い返したところ、男は違う車両に移動し、テンピー駅で降車した。後日、男は自身のSNSサイトで謝罪をし、泥酔していたため事件当日の記憶がないと述べた。男は警察に逮捕された。
2020/03/20	（オーストラリア・バンダバーグ）午前、韓国人女性（27歳）が友人と歩行中、通りすがりの若者6人組に「コロナを持ってきたな。自主隔離したのか」などと言われ無視したところ、1人に髪を引っ張られて地面に倒された。女性は「警察に通報する」と言ったが、逆上した6人から殴る蹴るの暴行を加えられた。
2021/02/15	（オーストラリア・ビクトリア州）メルボルン市コリングウッド地区のAFLW（オーストラリア女性フットボール・リーグ）に所属する台湾系オーストラリア人の女性（19歳）が同リーグのファンクラブに所属する女に「他のプレイヤーにウィルスを移すからお前は試合に出るな」と罵られた。後日、女はリーグ会員証を剥奪された。
2020/09/07	（オーストラリア・ビクトリア州）メルボルン市のクレイトン・ロード商店街にある中華レストランの前に「中国に帰れ！お前達は世界をウイルスで汚染した。百万人以上の人々を殺した殺人者だ！ここにいることを許さない。中国人が嫌いだ。（中略）オーストラリア人には一生なれない。我々と似てもいないし、尊敬もしていない。汚い中国へ帰れ！」などの人種差別的な内容が書かれた手紙が貼られていた。
2020/04/01	（オーストラリア・メルボルン）タピオカ店に勤務する中華系オーストラリア人の女性従業員が、店の前でマスクを着用している通行人に向かって「ウイルス保持者」などと罵っていた女を注意したところ、「中国に帰れ、馬鹿」と罵られたほか、近くにいた男にも「国へ帰れ、店の窓ガラスを割るぞ」などと脅された。
2020/04/15	（オーストラリア・メルボルン）午後5時30分頃、市内のエリザベス・ストリートをメルボルン大学に通う中国人の女子学生2人（18歳と20歳）が歩行中、通りすがった男女3人組のうちの女2人に「中国に帰れ」などと言われ、学生らが言い返したところ、1人は殴る蹴るの暴行を加えられた。
2020/03/27	（オーストラリア・メルボルン）電車内でマスクを着用した男性3人組が、子供連れの女に「出身はどこだ。病気を運ぶクソ野郎。自分の国へ帰れ」などと罵られた。
2020/04/20	（オーストラリア・メルボルン郊外）4月下旬、ノックスフィールドにある中国系オーストラリア人家族の住宅が落書きと投石被害に遭った。20日にガレージのシャッターに「COVID-19、中国、死ね」と落書きされたほか、翌21日午前2時30分頃には、窓に大きな石を投げ込まれた。29日にも、20日と同じ場所に「去れ、そして死ね」と落書きされた。
2021/03/23	（オーストラリア・西オーストラリア州）パース市内の産婦人科医院の待合室で、韓国系の夫婦が白人の女に突然「お前らの国に帰れ、ニップ（日本人に対する蔑称）」と罵られた。夫が抗議して騒ぎとなったため、病院職員が女を別の場所に移動させたが、その際も女は再び「中国に帰れ」と発言した。
2021/03/08	（オーストラリア・首都特別地域<ACT>）キャンベラ市ディクソン地区のケープ・ストリートにあるコーヒー店「フォークス・ギャラリー」で、若者がアジア系の店員に対して「ウイルス！」と何度も叫びながら唾を吐きかける様子を撮影した動画がTikTok上に投稿され、批判が殺到した。
2021/06/27	（オーストラリア、クイーンズランド州）夜、州都ブリスベン郊外のイナラにあるショッピングモールの駐車場の出入口付近でアジア系の学生3人（男性1人、女性2人）が若者グループに襲われ、髪を引っ張られて地面に引きずり倒されたり、顔面を複数回殴られるなどした。
2021/06/13	（オーストラリア、ニューサウスウェールズ）シドニーのパディントン区にあるトランパ公園で、アジア系の男性（64歳）がごみ箱から缶を集めていた際、2人組の男女（50歳と51歳）に「お前は劣っている。殺してやる」などと罵られた。付近にいた別の男性が仲裁に入ろうとしたところ、男が蹴ったごみ箱がアジア系の男性に当たって地面に倒れ込んだ。
2022/08/03	（オーストラリア、ニューサウスウェールズ州）7月末（日付詳細不明）、シドニーのコックル湾で開催されていたシドニー国際ボートショーで、韓国系オーストラリア人の男性2人が、持っていた釣り竿を男に突然掴まれ、アジア人のアクセントを真似て話しかけられた。男性が「冗談だと思っているのかもしれないが、人種差別的だ」などと言い返すと、男と、男と一緒にいた女からさらに人種差別的な言葉をかけられた。
2020/02/15	（オランダ・アールスメール）2020年2月中旬、室内遊技場で遊んでいた邦人の子供が、現地人の子供5、6人に囲まれ「コロナ、チャイニーズ」などと罵られた上、顔や腹を殴られた。
2020/02/10	（オランダ・アムステルダム）韓国・仁川に向かうKLMオランダ航空の機内で、COVID-19を理由に、韓国語で乗客のトイレ利用を禁止する旨が記載されたメモが貼られた。
2020/02/22	（オランダ・ティルブルフ）夜、学生寮のエレベーター内で、中国系オランダ人の女性（24歳）が若者グループにCOVID-19に関連する人種差別的な歌を歌われた。女性が止めるよう伝えたところ、突然押し倒されて脳震盪を起こし、しばらくして目を覚ますと胸部と腹部に切り傷を負っていた。
2020/03/02	（オランダ・ハーグ）夜、韓国人女性（29歳）が自転車で帰宅中、スクーターに乗った男2人組に「中国人」と叫ばれ、後ろに座っている男に殴られそうになった。
2020/02/01	（オランダ・ヒルフェルスム）ラジオDJが、自分が担当する番組内で、オランダ語の発音が似ている「中国」と「治療」を語呂合わせにした「中国よりも予防がまし」という題名の風刺的な曲をかけたほか、「臭い中国人」「中国料理を食べなければ、心配することはない。中国よりも予防がましだからね」などと発言したが、後に謝罪した。（詳細日付不明）