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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2020/07/06 (米国・サンフランシスコ)IT会社CEOの男性がレストランで食事中に、近くのテーブルにいたアジア人家族らに対して差別的行為(中指を立て、「アジアのどこかの国へ帰れ」などと発言)を行い、ウェイトレスから退店および出禁命令を受けた。その様子を録画した動画がSNS上で拡散されたことで身元を特定され、後に謝罪した。
2020/07/04 (米国・サンフランシスコ)アジア系の家族がタム山近くでハイキングをしていたところ、白人女性に「あなた達はこの国にはいられない、あなた達は法を冒している」などと繰り返し言われた。ニュース報道後、女性が所属していた企業は女性の辞職を発表した。
2020/02/02 (米国・サンフランシスコ)アジア系米国人の女性が空港からLyftを利用しようとしたが運転手に乗車を拒否され、白人の友人に配車を依頼してもらい乗車することができた。
2020/10/19 (米国・サンフランシスコ)サンセット地区でアジア系の女性がマスクを着用していない男に「マスクをしてください」とお願いしたところ、自宅の玄関前にペットボトルや卵のほか、「自分が着けたい時に着ける。お前がCOVID-19を作っている」、「アジア人のいない米国を」などと書かれた紙やマスクを投げ込まれる被害を受けた。
2020/03/16 (米国・サンフランシスコ)チャイナタウンにある小売店が10代の若者らに店先のディスプレイを倒された。
2020/03/09 (米国・サンフランシスコ)中国出身の女性(26歳)がジムに向かって歩行中、見知らぬ男に罵られた。女性は速歩きをしてこの男から離れたものの、赤信号で追いつかれると、顔面に唾をかけられた。
2020/07/22 (米国・サンフランシスコ)午後3時30分頃、アジア系のバス運転手がマスクを着用していなかった10代と見られる少年3人組を降車させたところ、1人に野球バットで襲われ、手の指を骨折した。他の2人にも顔面を2回殴られたほか、「アジア人だからCOVID-19に感染している」などと罵られた。
2020/11/03 (米国・サンフランシスコ)午後7時30分頃、大統領選挙の投票所として運用されていたローウェル高校とモーレイ高校の前でアジア系の有権者が何者かに「国に帰れ!」などと人種差別的な言葉をかけられた。市警察は有権者脅迫・嫌がらせ事件として捜査している。
2020/04/19 (米国・サンフランシスコ)犬の散歩をしていたアジア系米国人の女性が、近づいてきた女に「国に帰れ。アジアに留まっていろ」などと罵られた。
2021/03/30 (米国・サンフランシスコ市)テンダーロイン地区のベーカリーでアジア系の女性(42歳)が男(45歳)に何度も「中国人を殺す」などと脅迫された。28日、女性は男が3日間連続で店を訪れ、脅迫してきたと警察に通報した。30日、男が手で拳銃を持つ真似をし、「店内の客を撃つ」などと脅してきたため、もう一度警察に通報した。男は逃走したが、すぐさま警察に逮捕された。
2021/03/15 (米国・サンフランシスコ市)フィナンシャル地区の3番ストリートとマーケット・ストリートの交差点付近で、中国系フィリピン人の男性(59歳)が見知らぬ男(32歳)に後ろから突き飛ばされ、頭部や顔面を数回殴られた。後日、警察は男を逮捕した。警察によれば、男は同日発生したミッション地区での刺殺事件にも関与していたと考えている。
2021/03/22 (米国・サンフランシスコ市)午前8時頃、ポルク・ガルチ地区のクレイ・ストリートとポルク・ストリートの交差点付近で5人のアジア人男女が女(43歳)に嫌がらせを受けた。女は最初、アジア系の女性2人の跡をつけて脅迫し、石を投げつけた。女性らがその場を離れた後、女は別のアジア系男性を襲撃したが、男性が催涙スプレーで女を退けようとしたため、箒を振り回しながら「お前を切るぞ!お前を殺すぞ!」などと叫んだ。助けに入った別のアジア系2人も女に襲われた。警察は女を逮捕したが、女は犯行を否定した。
2020/05/30 (米国・サンマテオ)ローレルウッドの住宅街で、反中国人の人種差別的なメッセージが電柱などに書かれているのが発見された。
2020/05/14 (米国・サンルイスオビスポ)大学で、中国人学生団体がZoom会議中、何者かに乱入され、「中国人のせいで感染症が流行した」などと人種差別的なコメントを大量に書き込まれた。
2020/05/22 (米国・サンレアンドロ)女(52歳)が「他国で生まれた人は、今すぐ自分の国に帰れ。この土地にアジア人はいてはならない」などと書かれた紙を複数の住宅に貼り、逮捕された。
2020/02/03 (米国・シアトル)アジア系米国人の男性がUberに乗り込む際に咳をしたところ、運転手に中国出身か聞かれ、違うと返答したにも拘らず、「コロナウイルスを持っているかもしれない」と言われて窓を開けられた。
2020/05/16 (米国・シアトル)午後4時15分頃、ダウンタウンでアジア系の男女カップルが男に突き飛ばされて唾を吐きかけられたほか、「全部お前達のせいだ!」などと罵られた。市警察によれば、3月10日以降に発生した人種差別的な事件はこれで7件目だという。
2020/05/23 (米国・シアトル)夜、ゴールデン・ガーデンズ公園や付近のレストランで、複数のアジア系が同一人物と見られる男に人種差別的な言葉を浴びせられたり、唾をかけられるなどした。
2020/12/07 (米国・シカゴ)午後10時頃、アジア系の男性が部屋を貸している若者グループに対し、喫煙や騒音を理由として出ていくよう伝え、宿泊費を返金したところ、若者達に顔面を殴られ、負傷した。
2020/12/01 (米国・ジョージア州)12月上旬(詳細日付不明)、アトランタ市で物理的な危害は加えられていないもの、次のような口頭での嫌がらせが相次いで報告された。
①未明、ダウンタウンにあるタピオカ店「カンフー・ティー」に向かう途中、韓国系米国人の男性(大学生)が通りすがりの男に「COVID-19をありがとう」などと皮肉を言われた。
②未明、エモリー大学付近の飲食店で中国人留学生の女性(20歳)が注文した食事を待っていたところ、隣にいた男に「大学で何を専攻にしているの?」と聞かれたため、「生物です」と答えたら、「未来に新しいウィルスを発明しないことを祈るよ」と言われた。
③未明、市内の「アップル・ストア」で中国系の女性(21歳)が店員に「注意事項の張り紙(英語表記)は読めますか?COVID-19の症状がある人は入店できません」などと冷たく言われた。


 

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