hatecrime.png

 

[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

What's New

新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


 「国名」を選んで「検索」をクリックすると特定の国の情報が見られます。

検索エントリー

国名

州名(北米のみ)

日付 事件概要
2021/02/13 (米国・カリフォルニア州)マウンテンビュー市のカストロ・ストリートにある店で女(39歳)が未払いの商品を持ち去ろうとしたため、アジア系の店員が止めに入ったところ、「お前がアジア人だから商品の支払いはしなくていい」などと言って店を出た。さらに女は、ダウンタウン内のレストランで食事をしていた2人組(うち1人がアジア人)に対し、人種差別的な言葉を掛けたほか、唾を吐きかけた。女は逮捕された。
2021/03/11 (米国・カリフォルニア州)ラ・ハプラ市のマクドナルドに向かう途中、韓国系の女性(49歳)が見知らぬ男2人にスペイン語で「汚い中国人」などと罵られたため、「私は中国人じゃない。韓国人です。」と反論したところ、他の人種差別的な言葉を掛けられた。
2021/03/21 (米国・カリフォルニア州)リバーサイド市のショッピングモール「タイラー・スクエア・ショッピング・センター」内にあるネイルサロン「トップ10ネイルズ&スパ」を経営するアジア系米国人の女性(32歳)宛てに、「アジア人全員に告ぐ!お前たちは汚い、醜い、臭う!お前たちの汚い国に帰れ!」などと書かれた手紙が送られた。25日、似たような手紙がユカイパ市のネールサロンにも送られた。
2021/02/16 (米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス市内にあるコリアタウンで、韓国系米国人の男性(27歳)が男2人に「中国人!中国ウイルス!殺すぞ!」などと罵られたほか、地面に突き飛ばされ、鼻骨を骨折した。止めに入った友人男性(韓国系米国人)も同様に人種差別的な言葉をかけられた。警察はヘイトクライムとして捜査を進めている。
2021/04/18 (米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス近郊で、韓国系の夫婦が男に殴られた。男は現場に居合わせた人たちによって取り押さえられ、警察に逮捕された。警察は、この男が同月2日に別の日系米国人の女性(28歳)に暴言を吐いたと見て捜査している。
2021/04/02 (米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス近郊の公園で東京五輪の空手代表選手である日系米国人女性(28歳)が電話中、男に「負け犬。帰れ」などと人種差別的な暴言を吐かれた。
2020/07/13 (米国・カリフォルニア州)午前10時15分頃、トーランス市で白人の男が日本食レストランに投石し、窓ガラスを2枚割った。翌日、同じ男がレストランのアジア系マネージャーに対して、「おまえは日本人か!?日本がCOVID-19を拡散した。9.11も日本人が引き起こした!」などと叫びながら刃物を突きつけた。男はその場で逮捕された。
2021/03/11 (米国・カリフォルニア州)午前11時頃、オークランド市ブロードウェイにあるガソリンスタンドでアジア系のオーナーが男に「中国へ帰れ、アジア人!」などと罵られたほか、催涙スプレーを腕や顔面に掛けられ病院に搬送された。
2020/12/17 (米国・カリフォルニア州)午前5時頃、エルクグローブ市のグラント・ライン・ロードとウィルトン・ロードの間にある日本食レストラン「ウマイ・バー&グリル」で、正面ガラスに人種差別的な言葉が落書きされていたほか、店舗前にゴミやペンキなどが散らばっているのを中国系のオーナーが発見した。監視カメラの映像をもとに市警察は午後8時30分頃、犯人の男(43歳)を逮捕した。
2021/03/10 (米国・カリフォルニア州)午前6時30分頃、サンノゼ市のカーヒル・ストリートにあるディリドン駅構内でフィリピン系米国人の女性(26歳)が男(32歳)に背後から首を捕まれ、髪の毛を引っ張られながら押し倒され、人種差別的な言葉を掛けられた。通りすがりの乗客が助けに入り、男はその場から逃走したが、その後、警察に身柄を拘束された。
2020/12/29 (米国・カリフォルニア州)午前7時45分頃、パサデナ市のコロラド・ブルバードとサウス・アローヨ・パークウェイの交差点付近を散歩していた高齢のアジア系カップル(80歳代)が見知らぬ男(43歳)に殴る・蹴るの暴行を受け、死傷した。被害者の女性は約1.2メートルの高さの岩棚から落下して重傷を負い、搬送先の病院で1月4日に死亡した。男性の方は頭部を負傷したが、命に別状はないという。女性は約1.2メートルの岩棚から落ち、重傷を負い、病院に搬送されたが、1月4日に亡くなった。犯人の男は逮捕された。
2021/04/10 (米国・カリフォルニア州)午前7時頃、オークランドのジェファーソン・ストリートと10thストリートの交差点付近をアジア系の男性が歩行中、一方通行の通りを逆走して近くに停車した車から男が降りてきて、背後から男性を押し倒し、馬乗りになって男性の頭部を複数回殴りつけた。ただし、警察はヘイトクライムとして捜査していない。
2021/04/13 (米国・カリフォルニア州)午前9時25分頃、アジア人の女性がエルセリート市ポトレロアベニューとエベレットストリートの交差点近くにある自宅に帰宅したとき、ガレージに侵入してきた男(56歳)に人種差別的な言葉を掛けられ、顔に唾を吐かれた。男は女性の通報を受けた警察にヘイトクライムの容疑で逮捕された。
2021/02/14 (米国・カリフォルニア州)午前9時45分頃、サンフランシスコ市テンダーロイン地区のターク・ストリートとハイド・ストリートの交差点付近で、アジア系の高齢男性(83歳)が見知らぬ男(31歳)に突き飛ばされ、骨盤を骨折した。同日午後8時頃、男は逮捕された。
2021/04/08 (米国・カリフォルニア州)午後、アーバイン市でヘイトクライムの報復攻撃を試みたアジア系の男(37歳)が、アジア人女性を白人と誤解して銃で脅し、性的暴行を行おうとした。女性が周囲の人に助けを求めたため男は逃走したが、警察に逮捕された。
2021/04/09 (米国・カリフォルニア州)午後、ロサンゼルス近郊のイーグルロックを走行中のバス車内で、メキシコ系米国人の女性(70歳)が乗客の女(20代)に中国系に対する蔑称を言われ、暴力を振るわれて鼻を骨折するなどの重傷を負った。
2021/04/10 (米国・カリフォルニア州)午後10時30分頃、サンフランシスコのベイビュー地区でアジア系の男性(53歳)が妻と息子と歩行中、近づいてきた男に刃物で頭部や腹部など計5か所を切りつけられ、リュックサックを強奪された。男性は肋骨骨折などの重傷を負い、病院に搬送された。
2021/01/31 (米国・カリフォルニア州)午後12時13分頃、オークランド市チャイナタウン地区のハリソン・ストリートとエイス・ストリートの交差点付近でアジア系の男性(91歳)が見知らぬ男(28歳)に突然後ろから地面に突き飛ばされ、負傷した。警察によると、男は同日、アジア系の男性(60歳)と女性(55歳)にも襲いかかったという。
 翌日、カリフォルニア州北部でアジア系の高齢者に対して物理的な危害を加えた事件が相次いで報告されたことにより、アラメダ郡ナンシー・オマリー地方検事がアジア人(特に高齢者)に対する犯罪に特化した特別対応部隊を創設すると発表した。
2021/01/06 (米国・カリフォルニア州)午後12時37分頃、オークランド市チャイナタウン地区のフランクリン・ストリートでアジア系の女性(52歳)が見知らぬ男(36歳)に信号拳銃で頭部を撃たれ、病院に搬送された。警察は事件の1時間後に男を逮捕した。
2021/03/07 (米国・カリフォルニア州)午後12時45分頃、サンフランシスコ市ポートラ地区のサン・ブルーノ・アベニューとシルバー・アベニューの交差点付近のガソリンスタンドで、Uber運転手の南アジア系の男性(32歳)が乗客の女3人の内1人がマスクを着用していない事に気づき、サービスを拒否したところ、女は運転手に向かってわざと咳をし、マスクを顔面から剥ぎ取ったほか、人種差別的な言葉をかけた。女3人が降車した後、一人が車の中に催涙スプレーを掛け、逃走した。後日、Uberの広報担当者が「女のUberへのアクセスを禁止した」と声明を出した。


 

Related Reports関連レポート

レポート閲覧にはログインが必要です。

 

パンデミック下で再認識される交通安全策の重要性《インド》
2021年11月15日
g20211115.png
 
コロナ禍の影響が如実に反映される治安
状況《インド》
2021年10月11日
g20211011.png
 
パンデミック下で増加する銃乱射事件
《米国》
2021年7月21日
g20210721.png
 
パンデミック下のロンドン治安状況と見通し《英国》
2021年6月18日
g20210618.png
 
防疫規制緩和と共に悪化が懸念されるセブの治安《フィリピン》
2021年6月11日
g20210611.png
 
コロナ禍でも強窃盗が多発するリマ首都圏《ペルー》
2021年5月24日
g20210524.png
 
ワクチン接種が進む中で凶悪化するヘイトクライム《米国》
2021年4月22日
s20210422.png
 
コロナ禍で変化する犯罪傾向とモスクワ等の状況《ロシア連邦》
2021年4月6日
g20210406.png
 
コロナ禍で一層の増加が危惧されるヘイトクライム《米国》
2020年12月10日
g20201210.png
 
新型コロナ対策の緩和で首都周辺の治安が再び悪化《アルゼンチン》
2020年9月2日
g20200820.png
 
首都圏でCOVID-19流行に伴い侵入盗が急増《ナイジェリア》
2020年8月20日
g20200820.png
 
ラゴスでロックダウン以降に治安の一層悪化が必至《ナイジェリア》
2020年7月8日
g20200708.png