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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2020/11/10 (米国・ラスベガス)サウス・フォート・アパッチ・ロードとトロピカーナ・アベニューの間にあるスターバックスで、韓国系の男性が注文をした際に名前を聞かれたため、「マイク」と答えたところ、コーヒー容器に書かれていた名前は中国人名の「ワン(王)」であった。中国人名を書いた従業員は、「聞き間違えた可能性がある。ごめん。」と軽く謝罪したのみである。後日、スターバックスは同従業員を解雇した。
2020/11/10 (米国・ワシントン D.C.)午前9時42分頃、デュポンサークルにある中国茶専門店「バレー・ブルック・ティー」に乱入してきた男が中国系の男性店員に向かって「COVID-19!中国人!」などと怒鳴りつけたほか、顔面や腕などに催涙スプレーを噴射した。容疑者は逃走しており、逮捕には至っていない。
2020/11/05 (米国、ニューヨーク州)マンハッタン区のカナル・ストリート駅ホームでアジア系の女性(48歳)が電車を待っていた際、近づいてきた男から人種差別的な言葉をかけられた上、2回蹴られた。
2020/11/04 (カナダ・バンクーバー)11月4日午後4時30分頃、ダウンタウンでアジア系の女性が歩行中、男(20-30歳代くらい)に顔面を殴られるなどの暴行を受けた。翌5日未明、別の女性が車に向かう途中、男に唾を吐きかけられた。市警察はヘイトクライムとして捜査をしている。
2020/11/03 (米国・サンフランシスコ)午後7時30分頃、大統領選挙の投票所として運用されていたローウェル高校とモーレイ高校の前でアジア系の有権者が何者かに「国に帰れ!」などと人種差別的な言葉をかけられた。市警察は有権者脅迫・嫌がらせ事件として捜査している。
2020/11/01 (フランス)10月末にマクロン大統領がフランス全土を11月末まで再びロックダウンを実施すると表明してからSNS上で「ヒットラーはユダヤ人よりも中国人を殺すべきだった」「斜目で犬を食べる黄色人種のアジア人を狩ろう」「中国人はフランスに病気を持ち帰ることしか脳がない」「アジアの男には暴力を振るい、女には性的虐待をしたって構わない」などのアジア系人種に対する差別的な投稿が増加しており、実際にアジア人への差別事例が報告されている。
2020/11/01 (米国・ニューヨーク)午後、グレートネック市にあるパークウッド・スポーツ・コンプレックスの駐車場で開催されていた「米国を再び偉大な国に」の集会に参加していたアジア系の家族が同じトランプ大統領支持者の男に「コロナを中国に持ち帰れ!」などと罵られた。
2020/10/30 (英国・ロンドン)午後、ハマースミス地区でマレー系コメディアンの男性(29歳)が自宅付近で通りすがりの男に顔面を殴られ、頬や唇などを負傷した。男は自転車から降り、「お前は何をしたかわかっているのか!」などと叫びながら男性に突進してきたという。
2020/10/30 (カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)午前7時15分頃、バーナビー市を走行中のメテロ・バンクーバー・バス内でフィリピン人の男性が近くにいた男に「中国人スパイ。お前の娘をレイプする。お前の頭を撃ってお前の家族も殺してやる。」などと脅迫された。男性は警察に通報し、警察は撮影された動画を基に容疑者を捜査している。
2020/10/29 (カナダ・オンタリオ州)薬局でアジア系の女性店員が女性客にマスクの着用をお願いしたところ、人種差別的な言葉や「あなたアジア人ならカンフー使えるでしょ?でも私だって使えるのよ!」などと言われ、殴る・蹴るの暴行を受けた。
2020/10/23 (オランダ・ワーヘニンゲン)中国人留学生3人が住む学生寮の部屋の窓が、10代と思われる2人組の男に石や卵を投げつけられ破損した。
2020/10/21 (米国・ニューヨーク)ニューヨーク市内で行われた政治集会でトランプ大統領支持者のアジア系女性がバイデン元副大統領支持者の男に「動画に撮りたければ撮れ!中国人」などと罵られた。
2020/10/20 (フランス・パリ)パリ市内のバス停でベトナム系フランス人の女性(37歳)に対して男女のカップルが「中国に帰れ!中国で犬でも食べていろ!」などと罵ったほか、唾を吐きかけ、顔面や頭部などを殴って負傷させた。
2020/10/19 (米国・サンフランシスコ)サンセット地区でアジア系の女性がマスクを着用していない男に「マスクをしてください」とお願いしたところ、自宅の玄関前にペットボトルや卵のほか、「自分が着けたい時に着ける。お前がCOVID-19を作っている」、「アジア人のいない米国を」などと書かれた紙やマスクを投げ込まれる被害を受けた。
2020/10/14 (米国・ニューヨーク)ブルックリン区でアジア系のテレビレポーターが取材中に、マスクを着用していない男に「この前までコロナに感染していた。こっちに来い、中国人。コロナを渡してやる。」などと脅迫された。
2020/10/09 (米国・バーモント州)ベニントン市にあるベニントン戦碑を訪れていた中国系の女性とその息子が男に「国に帰れ、中国人!」などと罵られた。後日、ベニントン市会議長から謝罪の手紙が送られた。
2020/10/09 (カナダ・オンタリオ州)午後2時30分頃、オタワ市中心部のリドーセンターで、アジア人の男性がマスクを着用していない男に「マスクを着用しないといけない時、アジア人を殺したくなる」などと言われた。
2020/10/08 (米国)米軍の海兵(20歳)がSNS上に人種差別的な動画を投稿した。動画の中で男は「尊敬するトランプ大統領が言ったように全て中国が悪い。中国が米国と世界にしたことを許さない。中国人が近づいてきたら全員撃ってやる。」などと述べた。
2020/10/04 (米国・ニューヨーク州)午後1時15分頃、マンハッタンでアジア系の男性が20代から30代前後の男に顔を数か所殴られたほか首を締められ、人種差別的な言葉を掛けられた。容疑者は見つかっておらず、逮捕には至っていない。
2020/10/01 (米国・フリーモント)10月上旬、アジア系の女性とその娘(10歳)が近所で通りすがった女性に挨拶したところ、「中国に帰れ」などと怒鳴られた。ただし、市警察は脅迫や暴力行為がなかったことからヘイトクライムには分類できない、との見解を示している。


 

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