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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/02/13 (米国・カリフォルニア州)マウンテンビュー市のカストロ・ストリートにある店で女(39歳)が未払いの商品を持ち去ろうとしたため、アジア系の店員が止めに入ったところ、「お前がアジア人だから商品の支払いはしなくていい」などと言って店を出た。さらに女は、ダウンタウン内のレストランで食事をしていた2人組(うち1人がアジア人)に対し、人種差別的な言葉を掛けたほか、唾を吐きかけた。女は逮捕された。
2021/02/13 (米国・カリフォルニア州)アルハンブラ市のウェスト・バレー・ブルバードにある幼稚園「リトル・サンシャイン・プリースクール」の正面玄関に、人間の汚物で人種差別的な言葉が書かれていたのを中国系のオーナーが発見した。警察は犯人の行方を追っている。
2021/02/11 (英国・ウェールズ)スウォンジー市のサッカーチーム「スウォンジー・シティ・アソシエイション・フットボール・クラブ(AFC)」に所属する南アジア系英国人の選手(22歳)が、敵対チームとの試合で負けた後、何者かに自身のSNSサイトに人種差別的なことを投稿された。警察は同クラブの協力の下、捜査を進めている。13日、英国サッカー協会はフェイスブックやツイッターなどに人種差別を根絶するための努力を続けるよう求める文書を送った。
2021/02/11 (米国・カリフォルニア州)午後5時頃、アジア系の女性がブレントウッド市のバンディー・ドライブとモンタナ・アベニューの交差点付近を歩いていた際、犬2匹を連れたマスクをしていない男が接近してきたため、「ソーシャル・ディスタンスを保ってください」とお願いしたところ、「ここから立ち去れ、馬鹿な青い髪をしたアジア人!」などと罵られたほか、中指を立てられた。女性は警察に通報したが、暴行を受けたわけではないことから、事件として捜査することは出来ないと言われたため、自身のSNSサイトに投稿した。後日、投稿を見た男の勤め先が謝罪し、男を解雇処分したと述べた。
2021/02/10 (フランス・パリ)夕方、17区の路上で、友人2人といた邦人がフードをかぶり下を向いて歩いてきた3人組(性別不明)の1人からいきなり顔に向けて塩酸をかけられた。咄嗟に手で顔を覆ったため、顔にはかからなかったものの、掌に火傷を負った。
2021/02/09 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコ市のオーク・ストリートにある学校「サンフランシスコ音楽院」の壁に人種差別的な言葉が落書きされていた。同学校は中国系米国人が通うインターナショナル・スクールの向かい側にあり、落書きは生徒たちの目に付きやすいところに書かれたものと見られる。
2021/02/08 (米国・カリフォルニア州)サンディエゴ市のエンカント62番ストリート駅からダウンタウン・サンディエゴに向かうトロリー列車に乗車したフィリピン系の女性(83歳)が、男(35歳)に頭部を殴られて負傷した。後日、警察は男を逮捕し、ヘイトクライムとしてではなく、凶器での暴行と高齢者虐待の罪で起訴した。
2021/02/08 (米国・ニューヨーク州)アストリア市の31番ストリートにあるディットマース・ブルバード駅付近でアジア系の女性がマスクを着用していない男に「アジア人はなんで犬を食べるのか?」などとしつこく質問され、付き纏われていた様子を撮影した動画をTwitterに投稿したところ、後日、コスタ・コンスタニデス市議会委員から謝罪文が送られた。
2021/02/06 (米国・カリフォルニア州)サン・マリノ市のオックスフォード・ロードにある庭園「ハンティントン・ボタニカル・ガーデン」で、アジア系の女性がマスクをしていない別の女にマスクの着用をお願いしたところ、「中国へ帰れ!」などと罵られた。女性が同事件についての怒りと共に「庭園のウェブサイトには全ての訪問者は、常に布製マスクやフェイスカバーを鼻と口に着用する必要があると記載されている」などとTwitter上に投稿したところ、庭園側は謝罪文を送り、さらに警戒を強化するようスタッフに呼びかけると約束した。
2021/02/03 (米国・ニューヨーク州)午前、マンハッタンに向かう地下鉄L線内でフィリピン系の男性(61歳)が見知らぬ男に何度もリュックを蹴られたため、「やめてくれ」と声を掛けたところ、ナイフで顔面の左頬から右頬までを切りつけられた。警察は男の行方を追っている。
2021/02/03 (カナダ・サスカチュワン州)午後、サスカトゥーン市のプレストン・アベニューにあるレストラン「マイズ・キッチン・ベトナム料理店」でアジア系の店員がマスクを着用していない男にマスク着用をお願いしたところ、「お前たちがウィルスを持ってきた。中国に帰れ!」などと罵られた。
2021/02/01 (米国・オレゴン州)メッドフォード市のセントラル・アベニューにあるレストラン「トロフィー・クラブ・バー&グリル」で「中国ウイルスの時間」などと書かれた看板が置かれていたところを日系米国人の男性が見つけ、レストランに看板を降ろすよう電話をかけたところ、人種差別的な言葉を言われた。男性が店や看板の写真をSNS上に投稿した後、レストランに対する批判が殺到したため、後日、店主は謝罪文を出し、看板を撤去した。
2021/02/01 (米国・カリフォルニア州)2月上旬(詳細日付不明)、ローズミード市のローズミード・ブルバードとマーシャル・ストリートの交差点付近にあるバス停で中国系の男性(51歳)が自転車に乗った男に襲われた。男はバスの路線番号について男性に尋ねた後、一旦その場を離れたが、5分後にバス停に戻り、無言で男性の杖を取り上げて殴りかかった。男性は指の一部を失うほどの大怪我を負った。動機は不明であるが、警察は無作為、または人種差別的な要因で攻撃された可能性があると見ており、捜査を進めている。
2021/01/31 (米国・カリフォルニア州)午後12時13分頃、オークランド市チャイナタウン地区のハリソン・ストリートとエイス・ストリートの交差点付近でアジア系の男性(91歳)が見知らぬ男(28歳)に突然後ろから地面に突き飛ばされ、負傷した。警察によると、男は同日、アジア系の男性(60歳)と女性(55歳)にも襲いかかったという。
 翌日、カリフォルニア州北部でアジア系の高齢者に対して物理的な危害を加えた事件が相次いで報告されたことにより、アラメダ郡ナンシー・オマリー地方検事がアジア人(特に高齢者)に対する犯罪に特化した特別対応部隊を創設すると発表した。
2021/01/30 (英国・ダービー)ミッドランド東部のロイヤル・ダービー病院でフィリピン系の男性看護師が入院患者に「クソ中国人」などと人種差別的な言葉を掛けられた旨、Twitter上に投稿したところ、数千人が応援メッセージを送った。病院側は非難声明を発出した。
2021/01/28 (米国・ニューヨーク州)午後7時頃、マンハッタン区ロウアーイーストサイド地区で邦人女性が歩行中、複数人が立ち話をして道を塞いでいたため、一言断って脇を通り抜けたところ、男から言いがかりをつけられ、追いかけられた。
2021/01/28 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコ郊外デーリー・シティでタイ人の男性(84歳)が見ず知らずの男(19歳)に殴られて転倒し、病院に搬送された2日後に死亡した。遺族はアジア系に対しての人種差別的な増悪犯罪であると考えている。後日、警察は男を逮捕した。
2021/01/27 (米国・オレゴン州)ポートランド市のジェイド地区にあるアジア系飲食店を含む少なくとも13店で投石事件があった。攻撃されたレストランは「フジヤマ寿司&グリル」、「トースト・ラ・ティー」、「ハノイ・キッチン」、「タンズ・ビリヤード」などで、ノースイースト・グリサン・ストリートにあるレストラン「バディーズ・ラウンジ&マイ・ブラザーズ・クローフィッシュ」が犯行映像をTwitterに投稿したことで、犯人逮捕へと繋がった。警察はアジア系の店舗が襲撃されたこともあり、ヘイトクライム(増悪犯罪)関連であると見ている。他事件の犯人はまだ捕まっておらず、警察が捜査を進めている。
2021/01/26 (米国・オハイオ州)デイトン市のエアウェイ・ロードにあるレストラン「インターナショナル・フーズ&スアン・ベトナム-タイ料理店」の壁や宅配トラックが何者かによって「中国ウイルス」などと落書きされていたほか、キッチンに繋がる通気孔がはぎ取られてガソリン入りのペットボトルが押し込まれているなどが発見された。市警察はCOVID-19関連のヘイトクライム事件として捜査を進めている。
2021/01/25 (米国・ワシントン州)25日から26日にかけて、シアトル市でアジア系を標的にした事件が相次いで報告された。
①25日、イースト・デニー・ウェイとベレビュー・アベニューの交差点付近で、横断歩道を渡っていたアジア系の女性が何者かに突き飛ばされたほか、「アジア人は自分たちの場所を弁える必要がある」などと罵られた。
②26日、西部でアジア系の女性が男にエアガンを突きつけられ、「国に帰れ!」などと脅された。
③(詳細日付不明)バーでフィリピン系中国人の男性が何者かに唾を吐きかけられたほか、「お前が中国人だから全てお前たちのせいだ!」などと罵られた。


 

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