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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/02/28 (米国・ニューヨーク州)2月末(日付詳細不明)、マンハッタンのタイムズ・スクエア付近で韓国系米国人の女性(16歳)が友人6人と韓国の国旗を手に持ちながら歩いていたところ、マスクを着用していない女性(中高年)に睨まれたほか、「私に近づくな。遠く離れろ。」などと言われた。
2021/02/27 (米国・ニューヨーク州)午後11時40分頃、シラキュース市シラキュース大学付近のコムストック・アベニューにある集合住宅で、アジア系の学生が男2人に人種差別的な言葉を掛けられた。大学の治安局が偏見犯罪事件として捜査を進めている。
2021/02/27 (米国・カリフォルニア州)サンタクルーズ市のプロバスケットボールチーム「サンタクルーズ・ウォリアーズ」所属のジェレミー・リン選手が試合中に対戦相手の選手に「コロナウイルス!」などと罵られたとFacebookに投稿した。
2021/02/26 (米国・ジョージア州)グイネット郡スワニー市のローレンスビル・スワニー・ロードにある映画館「ムービー・タバン・ホリザンタル・ビレッジ」の駐車場でアジア系の男女が所有する車に人種差別的な言葉が落書きされていた。警察が犯人の行方を追っている。
2021/02/25 (米国・ワシントン州)午後9時30分頃、シアトル市チャイナタウン・インターナショナル地区の7番ストリートとキングス・ストリートの交差点付近を歩いていた男女(女性は日系米国人)が男(41歳)に襲撃を受けた。女性は顔面を石を入れた靴下で殴られて意識不明となり、鼻骨の骨折と数本の歯を損傷した。男性は頭部を殴られ、8針縫う程の大怪我を負った。後日、男は逮捕された。警察は、同事件が人種差別的な動機によるものである事を示す証拠をまだ見つけていないが、市警察の偏見犯罪課が事件を捜査している。
2021/02/25 (米国・カリフォルニア州)午後7時頃、ロサンゼルス中心部の日系人街リトル・トーキョーにある東本願寺が放火などの破壊行為にあった。監視カメラの映像によれば男1人が敷地内に侵入して施設の窓に投石し、金属製の灯籠を倒したほか、木製のろうそく台に火をつけた。警察は捜査を進めているが、現時点ではヘイトクライムと分類するには時期尚早としている。
2021/02/24 (ドイツ・バイエルン州)バイエルン放送が運営する公共ラジオ局「バイエルン3」でラジオパーソナリティの男が韓流男性グループ「BTS(防弾少年団)」をCOVID-19と比較したほか、「今後20年間は北朝鮮でワクチンを接種し続けろ!」などとコメントしたため、SNSで批判が殺到した。後日、ラジオ局が謝罪文を出した。
2021/02/24 (米国・ニューヨーク州)午後6時30分頃、マンハッタンのワース・ストリートとバクスター・ストリートの交差点付近にある連邦裁判所前で、歩行中のアジア系男性(36歳)が男に8インチ(約20cm)のナイフで後ろから刺され、病院に搬送された。男は逃走したが、後日、警察に自首した。男はヘイトクライムの罪で起訴された。
2021/02/23 (英国・サウサンプトン)サウサンプトン大学の中国系教員(37歳)が自宅付近をジョギング中、男4人(20代前半~半ばぐらい)に「中国ウイルス!この国から出ていけ!」などと罵られたので言い返したところ、逆上した男に殴られ、顔面や腕を負傷した。警察は男1人(21歳)を逮捕した。
2021/02/22 (米国・カリフォルニア州)午後4時30分頃、サクラメント市のフロリーン・パーキンズ・ロードにある肉屋「マッド・ブッチャー・ミート・カンパニー」の駐車場に猫の死体が捨てられていたのを中国系米国人の店主が発見した。犯人の男が同店での買い物後にトラックから猫の死体を取り出して遺棄している一部始終の映像が監視カメラに残っており、警察はアジア人に対するヘイトクライムとして捜査を進めている。
2021/02/21 (米国・カリフォルニア州)夜、ロサンゼルス南部のラデラ・ランチの住宅街で10代の若者数人が、アジア系の男性やその家族に人種差別的な言葉をかけたほか、自宅の扉や窓などを強く叩いたり、投石したりした。嫌がらせ行為は警察に通報した後も何度も発生した。
2021/02/20 (米国・ワシントン州)レントン市ウェルズ・アベニューにあるイタリアンレストラン「マリアナ・リストランテ」前で、アジア系の男性が乗っていた車に対し、女が雪玉を投げたため、「なぜ車に当てたのか」と問いただしたところ、女は「だから何?」と開き直り、今度は男性の顔面に雪玉を投げつけた。男性が警察に通報したところ、さらに「クソ中国人!」などと罵られた。
2021/02/16 (米国・ニューヨーク州)午後2時頃、ニューヨーク市クイーンズ区フラッシングのメイン・ストリートとルーズベルト・アベニューの交差点付近にあるベーカリー前で列に並んでいたアジア系の女性(52歳)が見知らぬ男(47歳)に人種差別的な言葉をかけられたほか、突き飛ばされて頭部を強打し、5針縫うほどの怪我を負った。18日、警察は男を傷害と嫌がらせの罪で逮捕した。
2021/02/16 (米国・ニューヨーク州)ニューヨーク市の地下鉄でアジア系を標的にした暴行事件が相次いで報告された。
①午前6時50分頃、125番ストリートとセント・ニコラス・アベニューの間にある駅のA線ホームでアジア系の女性(68歳)が見知らぬ男(20代ぐらい)に後頭部を殴られた。
②午前11時頃、53番ストリートに停車したE線の地下鉄内でアジア系の女性(71歳)に男(40代くらい)が近づき、無言で左頬を殴り、負傷させた。
 市警察は両事件共にヘイトクライムとしては捜査していないものの、多発している地下鉄内や駅での犯罪を防止するため、600人以上の警察官を交通システムに増員した。
2021/02/16 (米国・アリゾナ州)フェニックス市のベサニー・ホーム・アベニューとノース・17番アベニューの交差点付近で散歩中のフィリピン系の男性(74歳)が男(40歳)に襲われ、何度も顔面を殴られた。頭部に重症を負った被害者は2日後に病院で亡くなり、犯人の男は警察に逮捕された。フィリピン大使館は、州内各地でアジア系米国人が被害にあう事件が増加しているとして、在米フィリピン人に対し、「厳重な注意」を払うよう呼びかけた。
2021/02/16 (米国・ニューヨーク州)午後6時30分頃、ニューヨーク市ソーホー地区のウェスト・ヒューストン・ストリート付近を歩いていたアジア系の女性(30歳)が、車で近づいてきた何者かによって顔面に催涙スプレーを掛けられた。現時点では証拠不十分のため、警察はヘイトクライムではなく、傷害事件として捜査を進めている。
2021/02/16 (米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス市内にあるコリアタウンで、韓国系米国人の男性(27歳)が男2人に「中国人!中国ウイルス!殺すぞ!」などと罵られたほか、地面に突き飛ばされ、鼻骨を骨折した。止めに入った友人男性(韓国系米国人)も同様に人種差別的な言葉をかけられた。警察はヘイトクライムとして捜査を進めている。
2021/02/15 (米国・ニューヨーク州)午後10時10分頃、ニューヨーク市ハーレム地区のレノックス・アベニューとウェスト139番ストリートの間にある公園「フレッド・サムエル・プレイグラウンド」付近で、車に向かって歩いていたアジア系の男性(27歳)が男に「クソ中国人!中国に帰れ!」などと罵られたほか、地面に突き飛ばされ、顔面を殴られた。警察は男の顔写真や監視カメラの映像を公開し、情報提供を呼びかけた。
2021/02/15 (オーストラリア・ビクトリア州)メルボルン市コリングウッド地区のAFLW(オーストラリア女性フットボール・リーグ)に所属する台湾系オーストラリア人の女性(19歳)が同リーグのファンクラブに所属する女に「他のプレイヤーにウィルスを移すからお前は試合に出るな」と罵られた。後日、女はリーグ会員証を剥奪された。
2021/02/14 (米国・カリフォルニア州)午前9時45分頃、サンフランシスコ市テンダーロイン地区のターク・ストリートとハイド・ストリートの交差点付近で、アジア系の高齢男性(83歳)が見知らぬ男(31歳)に突き飛ばされ、骨盤を骨折した。同日午後8時頃、男は逮捕された。


 

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