アジア系へのヘイトクライム事例 | JSS危機管理コンサルティング契約企業専用ページ

［お知らせ］本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例

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日付	事件概要
2021/09/14	（米国、ニューヨーク州）午後9時50分頃、ブロンクス区のクロス・ブロンクス・エクスプレスウェイでアジア系米国人の男性（28歳）が走行中、誤って前方車両に追突してしまい停車したところ、相手の車と近くを走行していたナンバープレートのない車から降車してきた男ら10人ほどに車を囲まれた。男性が車内にとどまっていると、男らに運転席の窓ガラスを割られて助手席側から乗り込まれ、人種差別的な暴言を浴びせられながら、殴る蹴るの暴行を受けた。暴行は約7分間に及び、警察官が通りすがると、男らは車に乗り込んで逃走した。警察はヘイトクライムではないとしている。
2021/09/15	（米国、カリフォルニア州）午後12時15分頃、サンフランシスコのウエスト・ポータル地区でアジア系の男性（72歳）が歩行中、背後から近づいてきた男に頭部を殴られ、転倒した。同地区では数日前にも、少女（14歳）が友人らと歩行中に同様の被害に遭ったほか、別のアジア系女性も見知らぬ男から突然殴られそうになったと話しており、警察が3件の関連性なども含め捜査している。
2021/09/17	（米国、カリフォルニア州）サンフランシスコのアウターミッション地区のジェノバ・アベニューとミッション・ストリートの交差点で、フィリピン系の男性がバスを待っていた際、通りすがりの男に突然顔面を殴られ、「戦いたいか？アジア人」などと言われた。
2021/09/18	（英国、ケンブリッジ）午後7時20分頃、キャサリン・ストリートとミル・ロードの交差点にあるスーパーマーケットで中国人の男性（25歳）が買物中、何者かに背後から耳をつねられて振り返ったところ、若い男10人ほどに囲まれており、人種差別的な言葉をかけられた。男性は言い返して男らを押しのけて立ち去ろうとしたが、男らに繰り返し殴られ、鼻を骨折するなどの重傷を負った。警察が男らの行方を追っている。
2021/09/19	（米国、ニューヨーク州）午前2時頃、ロウアー・マンハッタン地区のオーチャード・ストリートでアジア系米国人の男性（78歳）が空き缶を収集していた際、ホームレスと見られる男に「これは俺のだ、お前のじゃない」と叫ばれて空き缶を奪われた後、顔面や脚を殴られて地面に押し倒された。警察が男の行方を追っている。
2021/09/20	（米国、カリフォルニア州）ロサンゼルスのコリアンタウンのウェスタン・アベニューと5thストリートの交差点で、アジア系米国人の男性（70歳）がバスを待っていた際、通りすがりの男に突然殴られ、「クソ野郎、お前の国へ帰れ」などと言われた。
2021/09/21	（カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州）バンクーバー中心部にあるウェッジウッド・ホテル前で、アジア系看護師の女性が友人を待っていた際、COVID-19のワクチンに関する誤情報が記載されたポスターを貼った車が目の前に停車したため、ポスターを剥がしたところ、降車してきた運転手の男に「中国へ帰れ」と言われた。
2021/09/24	（英国、ウエストヨークシャー）夜、リーズ中心部のコール・レーンにあるバーで、アジア系の女性が白人の友人と一緒に入店しようとしたところ、自分だけ入店を拒否された。女性が警備員に理由を聞いたところ、「お前がバカなアジア人の小娘だからだ」などと人種差別的な暴言を吐かれた。
2021/09/25	（カナダ、オンタリオ州）午前10時頃、トロント市北部に隣接するマーカムのベイビュー・アベニューとウィロウブロック・ロードの交差点付近で、犬にリードをつけずに散歩していた男（70歳）をアジア系の女性が注意したところ、人種差別的な言葉をかけられ、暴力を振るわれた。数日後、警察が男を逮捕した。
2021/10/01	（英国、シェフィールド）9月7日から26日にかけて、シェフィールド大学の構内や周辺で、中国人女子留学生らが見知らぬ女にバッグで頭部を殴られて負傷する事件が9件相次いだ。警察は、同大学の元学生の女（33歳）ともう1人の女（33歳）を暴行などの容疑で逮捕した。
2021/10/03	（米国、フロリダ州）ホウソーンのツイン・レイクス・ロードの住宅街で、アジア系を含む市民2人が、近隣住民の男（19歳）から「自宅の庭にゴミが捨てられていた」などと言いがかりをつけられ、人種差別的な暴言を吐かれた上、拳銃を突きつけられた。通報を受けた警察が、同日中に男を逮捕した。
2021/10/04	（米国、ワシントンD.C.）夕方、市内を走行中の地下鉄車両がランファン・プラザ駅で停車した際、アジア系の男性が近くにいた若者グループにアイスコーヒーをかけられた。一味は発車直前に降車し、走って逃げた。男性によれば、アジア系の女性も同様の被害に遭っていたが、警察はヘイトクライムとして捜査していない。
2021/10/08	（英国、エディンバラ）午後9時5分頃、プリンセス・ストリートで南アジア系の女子大学生（22歳）が友人と歩行中、酔った10代の若者グループの女に突然顔面を殴られて笑われた。
2021/10/10	（米国、マサチューセッツ州）ボストンでアジア系の女性らが韓国ポップダンスを踊る動画を撮影していた際、男から「なぜマスクを着用している」などと話しかけられ、「共産主義者」などと罵られた。
2021/10/11	（米国、カリフォルニア州）10月上旬（日付詳細不明）、ロサンゼルス東郊のエルモンテにある中華料理店「798 House」の駐車場で、アジア系米国人の男女が男と駐車スペースをめぐって揉めた後、人種差別的な言葉をかけられて激しい口論となった。
2021/10/11	（米国、テキサス州）午前9時頃、オースティン在住のアジア系の女性心理学者兼SNSインフルエンサーが、職場の留守番電話に見知らぬ女から「あなたがアジアのどこから来たか知らないけど、私の国から出ていって」などといった人種差別的な内容の伝言メッセージを残された。
2021/10/14	（米国、カリフォルニア州）午前6時頃、サンタモニカでアジア系米国人の女性（37歳）が屋外でのピラティス講座の準備中、ホームレスの女から様々な暴言を吐かれた。女性が女に「あなたはここにいられない。去りなさい」と伝えたところ、刃物で左腕などを切りつけられた上、頭部を殴られた。一部始終を目撃していたピラティス講座の生徒が付近にいた警察官に助けを求め、女は現場で逮捕された。
2021/10/20	（米国、オクラホマ州）州上院議会で、刑事司法政策の分析官が米国における人種差別の歴史に関して説明していた際、共和党の州上院議員（64歳）がアジア系米国人家庭を「イエロー（アジア系に対する蔑称）」と呼び、顰蹙を買った。
2021/10/21	（英国、バーミンガム）夜、ナイトクラブでアジア系の男性警備員が、再入場を認めてもらえないことに激怒した酔客の女（21歳）に人種差別的な汚い言葉で罵られた。
2021/10/22	（米国、ニューヨーク州）午前10時頃、ブルックリン区のブライトン・ビーチ・アベニューで少女（17歳）が歩行中、通りすがりの女から人種差別的な言葉をかけられ、ダンボールで殴られた。