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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2020/01/26 (フランス・パリ郊外)日本食レストラン「Yuki」が店先の窓ガラスにフランス語で「コロナウイルス、消え失せろ」などと落書きされた。
2020/01/26 (フランス・パリ)市内を走るバスの車内で、アジア系の女性(17歳)が他の乗客に「中国人だ。ウイルスをうつされるぞ。帰れ」などと言われたが、聞こえないふりをした。
2020/01/30 (英国・ロンドン)韓国人男性が友人らとUberを利用した際、運転手に乗車を拒否されたが、「中国人じゃない」と伝えると運転手の態度が一変し、乗車できた。
2020/01/30 (英国・シェフィールド)午後1時頃、市内でマスクを着用した中国人女性が歩行中、通りすがりの3人組に「何故マスクを着用している?何か問題でもあるのか」などと絡まれた。
2020/01/31 (カナダ・BC州)中華系カナダ人の姉妹が歩行中、白人の男に「コロナウイルスを落としましたよ」と言われ、人種差別的だと抗議したところ、「10人に言った。冗談だ」と笑い飛ばされた。(日付は報告時期)
2020/01/31 (ブラジル、リオデジャネイロ)1月末、日系ブラジル人の学生が地下鉄内で別の乗客の女性から「中国人の豚」「病気を拡散している」などと罵られた。(正確な日付は不明)
2020/01/31 (ドイツ・ベルリン)夕方、中国人女性(23歳)が駅に向かって移動中、女2人組に地面に倒されて殴る蹴るの暴行を加えられ、重傷を負って病院に搬送された。
2020/01/31 (オランダ・ワーヘニンゲン)中国人留学生が多く入居している集合住宅で、エレベーターに「死ね、中国人」や「中国コロナ」などの人種差別的な落書きが書かれ、尿や排泄物が撒き散らかされていた。(詳細日付不明)
2020/02/01 (イスラエル/パレスチナ・エルサレム)ヘブライ大学で中国人留学生が学生らに「コロナ!帰れ」などと言われた。(日付不明)
2020/02/01 (米国・ロサンゼルス)郊外の中学校で、アジア系米国人の男子生徒が同級生らにコロナウイルスに感染していると言い掛かりをつけられ、身体的ないじめを受けた。(日付不明)
2020/02/01 (ニュージーランド)スーパーマーケットでアジア系の高齢女性が青果物を選んでいた際、女性に「あなた達中国人は果物や野菜を手で触って確かめないとダメなの?何故目で見るだけにできないの」などと怒鳴りつけられた。(日付不明、2月上旬)
2020/02/01 (米国・ロサンゼルス)夜、タイ系米国人の女性(44歳)が帰宅するため友人と地下鉄に乗車中、大声で独り言を喋る男が新型肺炎について中国を責めていることに気がつき、車内にはアジア系が当該女性のみだったので不安に感じた。
2020/02/01 (オランダ・ヒルフェルスム)ラジオDJが、自分が担当する番組内で、オランダ語の発音が似ている「中国」と「治療」を語呂合わせにした「中国よりも予防がまし」という題名の風刺的な曲をかけたほか、「臭い中国人」「中国料理を食べなければ、心配することはない。中国よりも予防がましだからね」などと発言したが、後に謝罪した。(詳細日付不明)
2020/02/02 (イタリア・ボローニャ県)北部の都市で中国系イタリア人の少年(15歳)が「なぜお前はイタリアにいる?出ていけ!ウイルスを持ってくるな!」などと罵られたほか、顔面を殴る・蹴るなどの暴行を受けた。
2020/02/02 (米国・サンフランシスコ)アジア系米国人の女性が空港からLyftを利用しようとしたが運転手に乗車を拒否され、白人の友人に配車を依頼してもらい乗車することができた。
2020/02/03 (英国・ノリッジ)市内を走るバス車内で、フィリピン人男性(32歳)が高齢の乗客男性に「中国人か?お前らアジア人はウイルスを拡散するな」などと言われた。
2020/02/03 (米国・シアトル)アジア系米国人の男性がUberに乗り込む際に咳をしたところ、運転手に中国出身か聞かれ、違うと返答したにも拘らず、「コロナウイルスを持っているかもしれない」と言われて窓を開けられた。
2020/02/03 (米国・ニューヨーク)夜、マンハッタン区のチャイナタウンにある地下鉄「グランド・ストリート駅」の構内で、マスクを着用した中国人女性が男に殴る蹴るの暴行を加えられた。
2020/02/03 (英国・ロンドン)3か月間滞在する予定の台湾人女性(31歳)が民宿予約サイト「Airbnb」で宿泊先を予約していたが、空港から向かう途中、宿主に「コロナウイルスの感染を懸念している」と言われて一方的に予約をキャンセルされた。


 

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