航空保安事業本部
課長
出会った皆さんのおかげで今の自分がある
来年で勤続20年を迎える私は、就職を決める際、地元で安定した空港という場所で親も安心するという観点から航空保安検査の仕事を選びました。当時は、航空業界に特別興味があったわけではありませんでした。
入社当初の自分を思い返すと、初めての接客業で何も分からず周りは知らない人ばかりで、とにかく不安だったという印象です。でも自分で決めた就職だから、とにかく３年は頑張ってみようと決めていました。先輩方は私に色々なことを教えてくれ、厳しく叱ってくれることもありました。指導してくれる人がいたことは、私にとってとても力になりました。たくさんの出会いが私の成長の糧となり、出会った皆さんのおかげで今の自分があると心から感謝しています。
様々な経験を活かして今できることを最大限に
関西国際空港で保安検査員を6年務めたのちに、管制係や関空支店の業務を経て、現在は本社で課長として業務に当たっています。各現場を総合して運営する多岐にわたる業務で、ここまでという境界線はありません。自分が経験してきたことを踏まえ、社員にとって良い環境を整えることに注力したいです。今このポジションで何が出来るか常に意識し、その中で最大限のパフォーマンスをしたいと考えています。
いかなる時もプロとしてお客様と接する
当社は警備業の中でも特に航空保安に特化しており、業界内での地位も確立しています。それは先人の方々が苦労して作り上げてきたものです。私たちはこれに恥じないよう、胸を張り自信を持って業務にあたるべきです。第一線でお客様と接するのは大変な仕事ですが、いかなる時もプロとして気持ちを切り替え、役者になってお客様と接することが大切だと考えています。理不尽なクレームも多い仕事ですが、こちらが気持ちの良い挨拶や美しい立ち居振る舞いに意識を向けることで、防げるクレームもあるはずです。
与えられた環境は縁です。組織に所属すれば嫌なこともありますが、特に自分のいる場所の良いところは見えにくく、嫌なところに目が行きがちなものです。まずは出会いに感謝し、思っていたのと違っても、受け入れて頑張ってみるのも大切です。そのことが新しい出会いに繋がったり、思わぬ面白い展開になったりすることもあります。広い視野で、チャレンジ精神を持ってやってみることで世界観が広がると考えています。
